映画「靴職人と魔法のミシン」


冴えない中年靴職人。
嫌な客と愛想のないご近所づきあい。

ひょんなことから死んだ親父が残していった何世代もつかっていたミシンを使うことに。
魔法によって靴を通した様々な人になれることを知り、さまざまに成り代わって行く苦悩、そして最愛の死。
しかし彼は少しづつ人に役立つ使い方をして行く。

シンンプルでわかりやすい世界観と靴を通したエピソード。人それぞれの生き方がみえるところもテンポがよくておすすめできる映画だった。

あらすじ
ニューヨークの下町にある小さな靴修理店で働く中年男マックス(アダム・サンドラー)は、老母と生活しながら特に何の変化もない毎日を送っていた。ある日、愛用のミシンが壊れてしまい先祖より代々伝わる旧式ミシンで直した靴を試し履きしたところ、何と靴の持ち主に変身する。魔法のミシンによって他人の人生を体験できる楽しさに夢中になった彼は親孝行を思い立つが、予期せぬトラブルが生じ……。

だんだん確信にせまるときに、は!もしくはあれがこれで!

というオチにまでつながって行く。

親父役はダスティン・ホフマン。俳優であり監督のトム・マッカーシーらしい目線の映画にしやがっている。
こういうたのしめるファンタジーは大好きです。

靴職人と魔法のミシン、さらっとしてどっぷりはまるのでおすすめです。