映画「ヒューゴの不思議な発明」


マーティンスコセッシ監督の子供向け3D映画。
主役の子供目線の表現もすばらしい。
映像表現としても、その作品としても評価された、その一方で興行は振るわなかった作品。
スコセッシといえばギャングオブニューヨーク、ディパーデッド、ウルフ・オブ・ウォールストリートとレオナルド・デカプリオとの熱い信頼と人間模様が強い映画。
本作も子供目線になっただけでそのあたりは変わらず。
しかしヒューゴ目線のアングルと1930年代の空気、作り込みは美しい。

ストーリーは、

孤児のヒューゴが亡き父親が遺した壊れた機械人形とその修復の手がかりとなる手帳を心の支えとしていた。
駅の蒸気機械の時計台の整備室に隠れてすごす。
孤児ヒューゴの運命、そして映画にまつわる知られざる歴史が、不思議な機械人形によって導きだされていく…。

この映画のオープニングで始まるヒューゴが時計の裏から一気に走り出るシーンがすばらしい。
1カットで撮影されているようだがそのアングルは息を飲む。
バードマンなんかもこのような撮影をしていたとおもう。
監督自らカメラを回したそうだ。制作中にはジョニーディップが制作にかかわり、模擬ポスターで話題となったが、残念ながら登場もなし。お父さん役はジュードローじゃありませんか。

不気味な世界観とも見えたのかなぁ。子供作品とも言い切れないからかな。
にしても子供と見られるマーティン・スコセッシ映画は唯一かもしれない
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