本ーイーロン・マスクの野望 未来を変える天才経営者


テスラモーターズは何度か資金繰りを巡ってニュースになった。電気だけで走る電気自動車テスラ・モーターズはボドム(底辺)を狙うやり方ではなく、欲しいと願うものだけが本当にほしいとおもう電気自動車を最初に作ったのだった。

今やModel Sが人気で株価も上がった。
国が応援したことで立て直したがその借金も返した。

NEXT JOBSといわれるイーロン・マスクといえば映画アイアンマンのモデルとも言われる男だ。
10代で業務向けソフトを作って発売したり、電子出版会社を起こしてコンパックに売却。
次に作った会社は結果としてPaypalとなり多額の資産を手にした。
Paypalマフィアの一人だ。
本を読んでも、こまかい技術や能力、繊細なデザインに係る話はでてこない。
強い信念につながった人間的な関係だけでつながっているような気がした。
イーロンの人柄とか抱えてる目標とか夢に多くの人が動く。
スペースXを立ち上げ人を火星に運ぶという思いは強い。

これから宇宙を考える時間が長くだろう。
その時に彼がどのような道を切り開いてみせるか期待してみている。

この本は本人が書いたものではなく、ふわふわとした第三者目線だらけだ。
とはいえ、裏とりはしっかりしているところもある。

電気自動車の電気はどこからくるか。
化石発電、原子力。それらが吐き出す問題。
ちっともエコではないって?

それに対しての回答など、これから電気自動車、宇宙時代を先取りしたい人には良い本かも。