KeynoteをiPhoneで操る。Keynote Remote


ディレクション職の人がMACを使うことはとても少なかったのです。
IntelのCPU搭載以前、そうMacintoshだった時代。DTPなどを行うクリエイターに強い人気がありました。

細かい話は省略しますが、DTPを今の形に完成したのもAppleです。印刷をそのまま画面で表現する試みを一般化したのがJobsらだったからです。

さて本題、Appleが自身のプレゼンテーション用に開発した、通称Jobs専用PowerPointがKeynoteです。
よくPowerPointとどちらがいいか聞かれますが、それぞれ違うとおもいます。

私はこのように説明してます

Keynoteはひとつのディスプレイにたくさんの目線を傾けるためのソフト。

PowerPointは資料として説明するソフト。

としています。もっと言えば紙で配る資料はPPのほうが簡単です。Keynoteは画面サイズで制作を始めるので画面で語らない印刷向けは工夫が必要でしょう。(PDF書き出しができるから気にしないでしょうけど)

で、プレゼンを行う時にリモコンも使えたのですが最近のモデルから赤外線もなくなりまして、 手に持ってるiPhoneで行えるアプリ Keynote Remoteです。(85円)

Keynote Remote App
カテゴリ: 仕事効率化


このアプリを使って遠隔操作しましょう。
ですが、色々注意をば。

iPhoneは電話です。メールもSMSも受信します。
プレゼンテーション前に機内モードにして、Wi-FiだけをONにします。
そうしないと、電話が普通になります。もちろん電話がきてもプレゼンは終了しません。ちゃんと通話や呼び鈴が終了すればそのままアプリが続行しますが、呼び出し中はたとえマナーモードであっても画面での操作不可能です。

そしてもうひとつ。
MACも同一のWi-Fiにいる必要があります。つまり外でやるならポケットWi-FiやらWiMAXやらモバイルルーターがある必要があるということ(またはその会場のネットを借りれるということ)があります。

モバイルルーターも現地ネットも使えないって!?そんな使わない方法は別な記事で。

あ、画像はいつだか公開したソーシャルメディアの本質より。