ブレイキング・バッド[Breaking Bad]


huluってだらだら見るのに持ってこいなのですが、「これをみる」というのには向いてない操作性と情報量。
検索やら関連付けが弱いのかな?
ということでHuluのカテゴリを作ってみました。

おすすめドラマ第一弾は ブレイキング・バッド。
好きなシーン

主役であるブライアン・クランストンがエイミー賞をとった。名優のアンソニー・ホプキンスが彼を生涯見た役者で一番であるというコメントも印象的だ。
みるまでこんなに素晴らしいとも思わなかった。

あらすじはこんな感じ。ネタばれなんて関係ないので気にせず読んで見てください。

ウォルターホワイトは妻とと脳性麻痺を持つ息子と生活する普通の男。
学生時代はノーベル賞に貢献する研究家、その後同級生と会社を創設したが退職。その会社は巨大な大企業となるもののウォルターは高校で化学を教える。安い給料のために洗車場でバイトをしながら。
そんな中、肺がんが見つかり余命宣告をうける。
彼は苦悩する。もっと良い人生があったはずだ。
もっとお金があれば治せるかもしれない。
お金があれば妻と子供に残してあげられる・・・

そんな中、彼は従兄弟で麻薬取締局(DEA)のハンクが化学ドラッグのメス(メタンフェタミン)製造拠点の差し押さえ現場に同行し、その市場や生成について現実を知る。
メスとは合成ドラッグだ。風邪薬などから化学的に創りだしてそれが闇市場にながれる。
手軽だが重罪な犯罪で製造含め非常に厳しく管理されてはいる。

しかし彼は自身のがん治療やせめて愛する家族が不自由しないようにお金を求めるためにメス生成を試みる。
そこで元教え子でメスの製造・売人などをしていたジェシー・ピンクマンと仲間になる。
科学者としてウォルターはメスの製造を行いピンクマンが販売で回す。上質なメスは噂で広がりドラッグの世界を牛耳るまでに広がりマフィアたちをも巻き込んでいくことになるのだが・・・

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マフィアたちとの対立がうまれるが、うまくできてる。
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理にかなってて実現できそうな化学の話がある。

さてこのドラマは家族の問題、組織との対立、仲間との対立やチームワークなどなど毎度楽しめる内容になっている。1話ずーっと製造していると思ったら、マフィアとの対立、家族との対立したりチーム化したりとハラハラもする。
最初は暴力・殺人から逃げていたウォルターもどんどん悪役になっていく。
家族の問題で何億という金がゴミのようになったりと・・・
ほんとうに目が離せないという感じだ

なによりも、悪に手を染めるということが一生抜けられないというが非常にうまく描けられている。
自分にとって必ずまわってくる。
悪いこと、嘘をつくとずっとそれがつきまとう。
その嘘を補うために嘘をつく。人を殺し、その為に人を殺す。
薬を隠すために人を殺す。目的が変わっていく。目的がなんだろう。

時々コーエン監督を意識したような表現もあり、アメリカのドラマはレベル、質ともに高いなぁ。

 

http://www.hulu.jp/