映画「チャッピー」コンピュータは人間と同じ意識をもてるか


ニール・プロンカンプ監督、シャールト・コプリー主演(チャッピーの声)でおなじみ南アフリカ ヨハネスブルグが舞台。
第9地区、エリジウムといった作品を作ってきた監督なだけにどうなるかと期待もあったが、良い方向で完成していた。

あらすじ
南アフリカ政府は高い犯罪率を減らすために世界初の最先端攻撃ロボットを導入した。
高度なセキュリティと人工知能をもつロボット警察を配置した。そのロボットの生みの親デオン·ウィルソンとその兵器メーカーTetravaalは急成長していく。
同僚のヴィンセント・ムーアはより破壊力があり人間の脳波でコントロールするロボットを実戦配備するように頼むが、人工知能型ロボットでの成功となって出番なし。
そんな中デオン·ウィルソンが研究した究極の人工知能が誕生した。なんとかテストしたいと願うデオン·ウィルソン。稼働したチャッピーは人間の赤ちゃんの知能からどんどん成長していくのであった・・・

人工知能の成長により、何が正しいか、良心とはという問いが多い作品かもしれない。
動き、表情、発言がまさに子供でロボットであるということ。
ユーモアも忘れずにつくられてるし、殺伐とした世界をDie Antwoordというラップグループのメンバーが二人がいい味を出してる。
チャッピーをみたら、ショートサーキットという映画を思い出す人もいるだろう。まさにあのキュートなロボットのようなものだ。
第9地区ではアパルトヘイトを宇宙人と置き換えていたわけだが、チャッピーでは人間の良心に語りかけているところがある。それを「意識」できるかどうか。
最後はちょっとびっくりだけど、意識してみてみよう。

http://www.chappie-movie.jp

[amazonjs asin=”B00V436BPU” locale=”JP” title=”CHAPPiE 1/6スケール ABS&PVC&POM製 塗装済み可動フィギュア”]