過去に買ったのはこの商品でした。TROPROなどASIX/AX88179 のチップセットを利用したUSBイーサネット コネクタとでもいうでしょうか。コストも安くギガ対応。USB-CやUSB3x対応しており高速を格安で実現。また、Nintendo Switchも対応する便利なアイテムでした。
MacOS10系統ではドライバが必要でドライバをインストールしてやっと利用可能なのですが、Big Surになりセキュリティ構造も変わってしまいメーカーの草ドライバ類がインストール不可になっています。というわけで動作しなくなってましたが、ASIXがベータ版を提供し、ひとまず使えるようになったのでメモを残しておきます。(2020年11月11日現在)
そしてまたBig Surのアップデートによって使えなくなりました。メーカーも非サポートを謳うようにしはじめたりも。
2021年1月アップデート
Realtek IC入りはそのままMACで動作するためRealtek IC入りを買い直すしかなさそうです。これはAppleが古いkernel方式を取りやめた扱いが大きく、無理やり動かすとOSがおかしくなりそうですよね。ということもありますが下部に追記しています。
1)ドライバをダウンロード
2)リカバリーモードでMacを再起動してターミナルでcsrutil disableでセキュア設定を解除
3)ドライバをインストールする。(ここまでは下記に準じてOKです。)
4)インストール完了後に、アプリケーションフォルダ、またはLaunchPadからアプリを起動する。ASIX_USB_Device_appというアプリです。


ただActivateを起動のときに再びセキュリティから実行許可を選択してください(カギを外す必要あります)

これでインストールが完了。Activateおしてもなんのはんのもうないので寂しいもんですが、USBに接続したら使えるようになりました。
<以下過去記事として>
ドライバのダウンロードページにてダウンロードをします
Software &Tools > Drivers > USB Ethernet ICs から AX88179を選択


現状は10.9 to 11 Drivers のBetaがでています。2.19.0ってことで時々チェックしなきゃな。
ではこれをインストールすれば解決。とおもいますが実は結構癖があります。
AX88179_178A_macOS_Driver_Quick_Installation_Guide_v101.pdf の中に詳しく書いてますが

簡単に言えば、まずリカバリーモードでMACを起動して、ターミナルで csrutil disable と実行してシステム保護設定を解除する必要があります。OSX時代ではリカバリーモードにいかなくても解除できたんですけどね。csrutil: This tool needs to be executed from Recovery OS. といって追い出されちゃいますので。
(これがベータ版だからなのかどうかは不明です)
Macを再起動します。再起動のアップルロゴがで始める前に Command+Rを押しっぱなしにします。結構時間がかかりますので、macOS復旧という画面がでるまでCommand+Rは押しておきます。
リカバリーモードが立ち上がり、ユーザー選択(アイコン選んで→を押す)と再インストールなどの画面がでてきます。そこでメニューバーに「ユーテリティ」が表示されます。ユーティリティから「ターミナル」を選択します。
-bash-3.2# の後にコマンドを入れます
ターミナルとは文字でOSを操作する的な画面と思っていただいて結構です。
この画面で「csrutil disable」と入力してエンターキーを押下します。解除したよー的なメッセージが出たらそれでおしまい。ターミナルを閉じて、マークから再起動しましょう。
再起動後に改めてインストーラーを起動してインストールをします。
最後にセキュリティとプライバシーを〜〜 というものが2度ほど出てきます。
設定>セキュリティとプライバシーの画面の左下にある鍵をクリックして「変更するには鍵をクリックします。」を解除します(パスワードいれて鍵を開けます)
詳細ボタンを押すとインストール中のいわゆるドライバが2つあることがわかります。
インストーラーを最後まで確認して、終了して再起動をします。
以上でドライバが無事インストールされ、はれて有線LANも動くようになりました。有線はATEM miniを制御したりするときに使ってますー。
あ、私はもう一度リカバリーモードにはいって同じ手順からターミナルを起動して
csrutil enable を実行してセキュアに戻します!忘れずに!