映画「セッション(英語:Whiplash)」最後まで息が止まる、この熱いセッションを聴こう


また映画界に天才現る。

デイミアン・チャゼル脚本・監督の実体験をベースに作られたといわれてるセッションは、今年みたなかで群を抜いて「いい」映画に仕上がっている。この脚本、監督は30歳なんだって!わおですよ。

あらすじは

名門音楽学校でカリスマ教授フレッチャー(JKシモンズ)のバンドに参加することに成功したニーマン(マイルズ・テラー)。しかしそこで待ち受けるのはフレッチャーのおそろしくサディスティックで傲慢な指導だった。ニーマンのドラムは認められることができるか。ミュージシャンとして成長できるだろうか。

理屈では語れない音楽の追求。最高のミュージシャンを作ろうということなのか、それともただの怠慢なのか。最後の最後まで見た人だけが理解できるだろう。
宣伝コピーもラスト10分の衝撃はまさにズドンと観客たちを虜にした。

音楽という部分では多くは口を開けてしまうだろう、その違いに気がつくことはどうでもよいんだとさせてくれるだろう。後半すっかりのめり込み、最後の最後までほんとうに楽しませてくれた。
偏屈で愛しかたのわからないお父さんをみてるようにも見えてしまうだろう。

本題、Whiplashってむち打ちなわけですよ。傲慢でサディスティック。もう虐待でもあると気がつくだろう。その中で天才が発掘されることもあるだろうし、作られることもあるかもしれない。

セッションは事実のようでフィクションなファンタジー感含めすばらしいできである。

表現の荒さなどももちろん感じることになるだろうが、JKシモンズの鬼教官ぶりに身震いし、最後の最後まで楽しませてくれることに感謝できるだろう。